読売新聞記事「東海第二原発、再稼働申請へ…地元は了承見通し」(2014.2.4付)に対し、茨城県内の市民団体で抗議文が作成され、大急ぎで連名も集約され、記事掲載翌日の2月5日、市民団体の代表者らにより、日本原電茨城総合事務所へ提出・抗議が行われました。
☆この詳細は、
「地球カフェ・結」さんのブログ記事をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/cafe_yui310/archives/36167558.html
※抗議文をこちらにも転載します↓
<以下、申し入れ文を転載>
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日本原子力発電に抗議する
昨日、2月4日の読売新聞によれば、貴社はこの3月末までに東海第2原発の安全審査を原子力規制委員会に申請する方針を固めたという。当原発の事故によって甚大な被害を蒙らざるを得ない近隣地域に住む私たちは、この報道を知って強い怒りを禁じえない。
福島第一原発の事故はいまだに収束していない。壊れた原子炉は今なお熱を発し続け、そのために続けられる冷却は膨大な放射能まみれの汚染水を排出し続けており、海を汚染している。解決の見通しのないそのような事態のもと、事故の真の原因も突き止められていない中での再稼働を目指す方針を示したことは言語道断である。
また、3.11後、被曝地を離れて県内外の仮設住宅等に住む人々は今なお14万人を超え、先の見通しもないまま突如襲った苦難に人生を狂わせてしまったそれらの人々への償いも十分になされてない中で、再稼働を目論むなどということは到底許されるものではない。
しかも、近隣自治体が構成する首長懇談会、懇話会との間で、再稼働にかかる事前協議について「安全協定」の枠組み拡大の検討が続けられているさなかでの、この日本原電の態度は、首長懇談会、懇話会の存在を無視、ないし軽視するものであり、私たち住民を代表する立場にいる首長に対するそのような態度を、私たちは到底認めるわけにはいかない。
よって、安全審査を規制委員会に申請するという貴社の方針提示に厳重に抗議すると同時にこの3月末までに安全審査を申請するという方針を直ちに撤回することを求める。
2014年2月5日
申し入れ団体
茨城平和擁護県民会議
反原子力茨城共同行動
脱原発とうかい塾
地球カフェ・結
リリウムの会
未来の風・いちから
原発とまちづくり研究会
ひたちなか平和フォーラム
水戸平和フォーラム
ネットワーク500
I女性会議茨城
憲法を生かす会・茨城
茨城の人権と環境を考える会議
脱原発ネットワーク茨城
生活クラブ生協茨城・県央ブロック
生活クラブ生協茨城・
放射能汚染を考えるチーム水戸
企業組合ワーカーズ・コレクティブはぁもにぃ県央ブロック
さよなら原発いばらきネットワーク
東海第二原発再稼働反対と廃炉を求める有志の会
希望のたね・みと
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